こんにちは。
緑が輝く季節になってきました。

5月になっていますが、今回はAndersen Windowsがまとめた「2026 ホームデザイントレンドレポート」をご紹介します。

2026 テーマ
Framing the future

目まぐるしくトレンドが移り変わるなかで、窓やドアの役割は『機能』を超えつつあります。いまやそれらは、住まいという空間の体験そのものをデザインする、なくてはならない存在です。

Trend 1:Windows that fill the space(空間を満たす窓)

窓は単なる開口部ではなく、デザインの「主張(ステートメント)」へと進化しています。
壁そのものを光と形のキャンバスと捉えます。

特殊形状の窓
屋根のラインに合わせてアーチ型、台形、三角形などを取り入れ、建物に個性を加えます。
窓が建物の延長のように感じさせる効果があります。

窓とドアの組み合わせ
大きな窓とパティオドアを組み合わせることで、アクセスと空気の流れ、そして継ぎ目のないガラスの面を作り出すことができます。

オーバーサイズ
床から天井まで届く巨大な窓。景色をアートのように切り取ります。

 

Trend 2:Glass Blocks on its way back(ガラスブロックの復活)

ミッドセンチュリーの象徴だったガラスブロックが、プライバシーと光、質感を両立する素材として再注目されています。
日本の障子のように光を柔らかく拡散しつつ、視線を遮る手法として評価されています。

 

Trend 3:Old Soul New Build(古き良き魂、新しい建物)上げ下げ窓

いま、多くの施主がモダンなミニマリズムの先を見据え、より根ざしたものを求めています。
たとえ新築であっても、まるでその街で何世代も時を刻んできたかのような、そんな佇まいの家です。
この「伝統回帰」を象徴するアイテムとして、あえて「上げ下げ窓(ダブルハング)」が選ばれています。
日本では引き違い窓が一般的ですが、欧米の伝統建築のアイコンであるこの窓を使うことで、一気に「重厚感」と「歴史性」を演出できます。

クラシックな「格子(Grille)」のデザインをあえて維持しつつ、フレームを細く、色はダークトーン(黒やダークブロンズ)にすることで、農家風(Farmhouse)や伝統的な住宅を現代風にアップデートできます。

 

Trend 4:Tactile by design (触感を重視したデザイン)

住宅の外観は、素材の手触りや質感を主役に据えた「テクスチャのある美しさ」へと傾倒しています。
目指しているのは、いつまでも新品のような美しさを保ち続ける仕上げではなく、年月とともに味わいを増し、美しく風化していく素材へのシフトです。こうした表面の表情は、住まいに温もりと「物語」を与え、より個性的で、暮らしに馴染んだものにしてくれます。

テクスチャのある外壁
外壁にウッドサイディング。経年変化していく様子を楽しみ、自然との調和を強調します。
また、滑らかな仕上げではなく、手作業の跡が残るような、凹凸のあるスタッコが注目されています。
太陽の光が当たった際に複雑な陰影が生まれ、建物に奥行きが生まれます。

金属のアクセント
窓周りや細部に高品質な金属素材を取り入れることで、住宅にタイムレスな感覚を与えます。
ガラス窓という現代的な要素と、伝統的な金属や木材という温かみのある要素を組み合わせることで、高級感と居心地の良さを両立させます。

アンダーセンのウェブサイトには、アメリカの地域毎のトレンドフォーカスやその他の情報も掲載されています。ご興味がある方はぜひご覧ください。

Andersen Windows Website 2026 Home Design Trends Report