春がそこまで来ています。

一方ではスギ花粉が舞うのかと戦々恐々としていたのですが、舞ったのは雪でした。会社のある見附市は10cmほど積もりましたが、そこは3月の雪で正午には、ほぼシャーベット状になり、交通への影響はないようです。

今年の冬シーズンは、昨年オーストリアから輸入したペレットストーブを点けてみました。

取りつけは地元の薪ストーブ屋さんにお願いし、もともと230Vの電圧を100Vへ変換する変圧器もそろえて、いざ点火・・・説明書、操作方法はドイツ語、英語、スペイン語・・・etcで書かれています。お好きな言語でどうぞ言わんばかりでしたが、若手社員O君が英語の辞書を片手に奮闘し無事に点火。マニュアルを作成し社員皆が点火、消火、火力調整できるようになりました。点火、消火、火力調整などはストーブ上部の液晶画面で行います。なれれば簡単に誰でも行えるでしょう。

以前から「ペレットストーブは暖かくない・・・!」というお話を聞いていましたが、そんなことはなく150㎡の事務所を充分に暖めてくれました(ただ休日の翌日や寒波が来て本当に寒いときは、エアコンと併用しています)。

朝7:30に10kgのペレットを入れると、午後3~4時にはなくなりますが、途中弱運転をするともっと燃費が伸びそうですし、燃焼効率が良いせいか、灰もほとんど排出されず、1週間に一度程度の清掃で済みました。

新潟は他県に比べるとペレットの生産業者さんも多いようです、ホームセンターなどでも手軽に購入できます。より身近にペレットが存在しているようです。市町村によってはペレットストーブの購入に補助金を出しているところもありますね。山林の荒廃を防止するために、間伐材の利用や製材所からの廃材などの有効利用が叫ばれています。ペレットなどのクリーンな木質バイオマス燃料を積極的に利用していきたいものです。

輻射熱の暖かさと、炎、ペレットが落ちてくる「コロコロカリン♪」という音にも癒されたシーズンでした。

実物を見たい方は、ぜひ見附の本社までお越しください。

 

<弊社が輸入した オーストリア製ペレットストーブのスペック>

・サイズ:1001×561×546mm(高さ×幅×奥行)

・重さ:112kg

・ペレットタンク 約17kg

・燃焼効率:91%

・暖房能力:2.0〜8.0kw

・燃料消費量:0.48kg〜1.80kg/h

・FF式

 

オーストリア製 ペレットストーブ

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