みなさんごきげんよう。
あっという間に12月。なんとなくバタバタ、フワフワとした感じの師走ならではの雰囲気です。
さて今回は、木製断熱玄関ドア[スニッカルペール]のセルフメンテナンスについて。
特にこちらでは、ヒンジ(ドアを吊る金物)の調整方法を紹介します。
断熱材を中に挟んで、性能面でも優れた木製玄関ドア。
ずっしり重いドアパネルを吊って支えてくれているのがヒンジです。
長く使っていくと起きてしまうドアパネルのずれを、ヒンジで調整することができます。
【上下調整】
5mm六角レンチを使います。
ヒンジの上、蓋状のキャップをまわし開けます。
六角レンチをきつく締めるようにまわすと、ヒンジ(ドア)が上にあがります。
ヒンジ3箇所を均等に調整してください。
蓋を戻して完了です。
【左右調整】
4mm六角レンチを使います。
※ 年代等によって、径のサイズが違います。数種類のレンチをお持ちの場合は、はめて試してみてください。
ドア枠側の方、ヒンジを固定している4箇所のビスをゆるめます。
六角レンチを締めると、ドアは枠側に寄ります。
六角レンチをゆるめると、戸先側にドアが動きます(ヒンジ側が空く)。
ヒンジ3箇所を均等に調整してください。
調整後はビスを締め直します。
なお、弊社から納めさせていただいたスニッカルペールでも、
年代によってヒンジの種類が異なる場合があります。
その場合、使う工具の形状やサイズが変わってきます。
こちらの固定用ビスは「トルクスネジ」と呼ばれる6つの角が出た星型のネジで、T=25という規格のビットが必要になります。
こんな形のものです。ホームセンターでも売っています。
部材の判別がつきづらかったり、調整に際してわからないことがある場合は、私たちまでお問い合わせください。
こうした調整を行うことで、スムーズな開閉になりますように!
スニッカルペールについては、こちらに製品情報が掲載されています。ぜひご覧ください!
OGW