最近お問い合わせが多くなりました、弊社でも受注発注品のドイツはクネア社トリプルガラスの樹脂窓をご紹介したいと思います。内容がたくさんありますので何回かに分けてお話ししたいとおもいます。
日本でもビッグな2大窓メーカーさんが、トリプルガラスの樹脂窓を発表し販売されています。さまざまな法律やCO2削減などの環境問題、また省エネ住宅へ新転換などで、日本の窓がアルミから樹脂へ、シングルガラスからペアガラスへ、LOW-Eガラス、アルゴンガス封入窓へなど・・・日本の窓の大改革だと思っていたのですが、ここ1,2年くらいでトリプルガラスへの大大大改革です。日本の住宅の高性能化がスピードアップしますね。
弊社の扱うクネア社のトリプルガラス樹脂窓ですが、断面写真を載せますので国産メーカーさんの樹脂窓と比較してみてください。各部分で差がはっきりわかるところだと思います。
①枠と障子を構成する樹脂の厚さ
②枠と障子の空気層(空洞)の数
③ウレタンを部分的に空洞に充填
④枠と障子を補強するスチール部材(写真からは見えませんが、補強のために入れられています)
これらが、約30kg/㎡(4mm厚のトリプルガラス:0.6×1.2mのガラスサイズだと約22kgにもなります)にもなる重量のあるトリプルガラスを支えている部材であり、Ug=0.5w/㎡・k(Uw=0.7w/㎡・k)の性能をたたき出す、重要な部材となります。これら強度と断熱部材を施してパッシブハウス用の窓が造られています。
次回は樹脂窓のメリット、デメリットをお話しします。navi