アドモントフロアは無垢のフローリングです。無垢は手入れをすればするほど美しく風合いを増し、キズや汚れも味わいに変わります。10年後には10年後の、20年後には20年後の美しさを楽しめることが無垢床材の最大の特徴です。新品のときは美しく、あとは劣化するばかりの使い捨ての床ではなく、メンテナンスにより経年変化を楽しみながら、末永くお使いいただける床をご提供したいと私たちは考えています。ここでは、アドモントフロアをいつまでも美しく保つためのお手入れの方法についてご紹介いたします。(写真)ケアセット一式
1.道具を用意します。「クリーン&ケア」、バケツ、タオルまたは雑巾が必要です。
2.掃除機やペーパーモップでフロア表面のホコリ等をきれいに取り除いて下さい。
3.ぬるま湯で「クリーン&ケア」を50倍に希釈します(例:40ccのクリーン&ケアを2ℓのぬるま湯で薄める)。汚れの具合に応じて、濃度の調整ができます。但し、原液では使用しないで下さい。
4.きれいなタオルやモップ等を浸し、かたくしぼってフロアの木目に沿って拭いていきます。
5.そのまま30分ほど放置し、乾燥させたあと、ツヤが出るまでタオル等の柔らかい布で磨きます。
1.道具を用意します。上記「クリーン&ケア」に必要な道具に加え、「メンテナンスオイル」、タオルまたは雑巾が必要です。
2.(上記「クリーン&ケア」で表面の汚れを落とします。)
3.メンテナンスオイルを乾いたタオル等に少量とり、乾燥が気になる部分に薄く塗り伸ばします。自然系のオイルですので、乾くまで時間がかかります。塗り過ぎにご注意ください。
4.タオル等やわらかい布で余分なオイルを拭き取るように磨きます。完全に乾燥するまで、そのまま半日〜1日放置して下さい。
Q.市販の掃除用洗剤で掃除をしても大丈夫ですか?
市販の洗剤をお使いになると化学反応を起こしてシミになる場合がございます。アドモントフロア専用の洗剤をご使用ください。
Q.水をよく使う台所や脱衣所で使用する場合の注意点は?
水をこぼしたまま放置するとシミになってしまいます。すぐに拭き取る、[クリーン&ケア]でお掃除をする、[メンテナンスオイル]で表面を保護する等、お手入れをこまめにしていただくことをおすすめします。
Q.フロア表面に水やジュースをこぼしてしまいました。
すぐに拭き取っていただければ大丈夫です。シミになってしまった場合は、[クリーン&ケア]でお掃除をして下さい。それでも落ちない場合は、[ハイドロクリーナー]をご使用ください。
Q.フローリングにキズがついてしまいました。
自然素材のため、キズは避けられません。細かいキズが気になるようであれば、目の細かいサンドペーパー(#120〜140)で表面を削って平らにしたあと、[メンテナンスオイル]を薄く塗り伸ばして下さい。へこみは水を含ませた薄手の布やハンカチを敷いて、上からアイロンを当ててみて下さい。軽いへこみであればスチームの効果で元通りになることもあります。※木の繊維が傷ついてしまってるようなへこみキズは元には戻りません。
Q.フローリングに隙間が出てきました。
床が乾燥している証拠です。空気が乾燥する冬場など多少の隙間は避けられませんが、1mm〜2mmであれば多くの場合、湿度の高い梅雨時期には元に戻ります。隙間は室内の湿度を調整すること、床のメンテナンスをすることで軽減することができます。室内の湿度を40〜60%に保ち、[クリーン&ケア]でのお手入れをお願いします。また、床暖房をお使いの場合は設定温度を低くして下さい。
>> 一覧に戻る